老子の言葉<上善は水のごとし>

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<上善は水のごとし>

【解説】
最高の人生は、水のように生きるということ

【私見】
水は形を持ちません。コップに入れればコップの形になり、プールに入れれば四角い形になります。また、水は、常に低い方に流れて、他を押しのけて高い所に登ろうとするようなことはしません。汚いドブ川にも嫌な顔せずに流れていきます。非常に謙虚です。それでいて、激流では、岩をも砕く破壊力を持っています。

カンフー映画の大スターだったブルース・リーは、「心を空にしなさい。水のように形をなくしなさい」という言葉を座右の銘にしていました。彼も形にとらわれない水の自在さを手本にしていたのでしょう。カンフーの技に酔拳というものがありますが、相手の攻撃をひらりとかわす戦法は自然に身を任せる水の姿を彷彿とさせます。

20年以上前に大企業の研究所に見学に行ったときのことです。研究所の見学を終えて帰ろうとしましたら、その研究所の所長さんがお見えになって、私のような若造に、たいへん、丁寧なご挨拶をされました。腰がものすごく低いんです。さらに、私が見えなくなるまで見送られているのです。その時、偉い人ほど、謙虚なんだなと思いました。その所長さんとは、このことがご縁でお付き合いをさせていただきましたが、正に上善如水を実践されていた方だと思いました。

(高25期 廣瀬隆夫)

老子の言葉<上善は水のごとし>” に対して2件のコメントがあります。

  1. 石渡明美 より:

    「上善如水」女性向きの呑みやすい日本酒と教えていただいたことがありました。
    こんな素敵な意味があったのですね。
    流れに逆らわず、環境に合わせて流れ方を変えて、でもまわりに振り回されることなく進むべき道をひたすらに…
    生きていきたいと思います (=^_^=)

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    1. 廣瀬隆夫 より:

      そうですね、謙虚さというものが大切なんですね。謙虚だからこそ学ぶことができて、前に進むことができるんですね。老子は、「知る者は言わず言う者は知らず」なんていうことも言っていますね。孔子の温故知新もそうですが、昔の人は、味わい深いことを言っていますね。このシリーズは、勉強しながらしばらく続けたいと思います。

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